節電対策
投稿日:2023.03.18
ブログを連投できてる自分をほめてやりたい三森です。
前回からの節電のお話を、
最近問い合わせの多い太陽光について、
今からつけると買取価格は16円になります、又、10年たった方は買取価格が7円になっていると思います。
そこで蓄電池なども検討される方もおられると思いますが、その前にご検討してほしいのが、
エコキュートや電気温水器の方、昼間の発電でお湯を沸かすという選択です。
詳しく説明していきます。
太陽光の発電は一般的に 晴天時 1KW(パネル発電量)で2.5~3.5KWh
雨天時 0.2~0.5KWh
になります。
太陽光を5KW屋根に乗せてるお宅だと 晴天時12.5~17.5KWh(1時間の発電量)となります。
エコキュートの標準的な物の電力消費が1.0~1.5KWhになります。
この内容で太陽光買取価格16円の方と7円の方で考えてみましょう。
買取16円の方 太陽光発電5KWh設置
①晴天時 2.5KWh×16円=40円
②エコキュート 1KWh×16.07円(4/1からの電化Styleのナイト・ホリ電気代)=16.07円
③燃料調整費+再エネ賦課金 1KWh×(8.63円+3.45円)=12.08円(それぞれ2月の価格)
①-(②+③) 40-(16.07+12.08)=11.85円
このように売電すると1時間当たり11.85円お得となります。
買取価格7円の方 太陽光5KWh設置10年経過(10年固定買取が終わった方)
まず経年劣化による発電量の低下を考えます
1年で0.27%低下とします10年で2.7%低下
2.5KWhが2.7%低下すると約2.43KWhになります
①晴天時 2.43KWh×7円=17.01円
①-(②+③) 17.01-(16.07+12.08)=-11.14円
う~ん、11.14円損しちゃいますね(-_-;)
ただ晴天時の発電量が確保できるのであれば
2.43KWh>1KWh(5KW10年後の発電量>エコキュートの消費量)となりますので昼間エコキュートで発電する方がいいですが、
雨天時だとどうなるでしょう
0.973KWh<1KWhとなってしまい0.027KWh足りないので昼間の電気を購入する必要が出てきます
0.027KWh×(30.14+8.63+3.45)=約1.134円(4/1からのデイタイムの電気代の場合)
こんがらがってきましたね(笑)
雨天時発電は 売電したら6.811円もらえ、夜中の電気代45.16円買って差し引き38.349円払う
昼間エコキュートで消費したら足らずの1.134円買う
こう考えると晴天時でも雨天時でも昼間にエコキュートを動かす方がメリットがありますね。
各家庭の状況によって内容は異なりますが一度考えてみることをお勧めします、知らないだけだと損しそうなので。
ここまで説明したのは最近のエコキュートが設定や機械が考えて昼間動く機能が付いているからです、
各社により内容は異なると思いますが電気温水器や古いエコキュート(10年ぐらい)をお使いの方は検討してみるのもいいかもしれません。
まとめると、
・16円以上の買取固定10年の方は発電した電気を売って夜間電力でエコキュートを動かす
・7円買取の方は昼間エコキュートを動かした方がお得(かも)
・蓄電池購入の前に給湯器購入の検討もいいかもしれません(10年過ぎると給湯器も買い替え検討が出てくるため)
あくまで参考なので皆さん一度ご検討してみてください、卑怯な言い方ですが蓄電池が悪いとは思いませんがみんなが徳とは限りませんので。
ご相談にも乗りますのでお気軽にお申し付けください(⌒∇⌒)